26日は男女団体戦で、27日にシングルスが行われました。

団体戦は、村岡中が1回戦を3ー2で辛勝、2回戦で書写中学校に2ー3で敗れてしまいました。但馬の選手はある程度強い選手から安定して勝ちを取れる選手が少ないのが悩ましいです。来年から西村緋咲が中学に上がるので、ぜひ主力として活躍してほしいです。

豊岡北中は寺嶋が安定して勝てますが、他のメンバーが不安定です。2年生が主力を固めているので、来年の総体に向けてさらに実力をつけてもらいつつ、下級生の子達にも主力に食い込んでもらえるようにがんばってもらいたいです。

シングルスでは寺嶋恭平が見事優勝、田中聖菜がベスト8、森井晴日は2回戦敗退、木本明は初戦負けといった結果でした。

寺嶋は2回戦が鬼門で、苦手なピッチの早い選手と当たりました。常に相手に押されていて、なんとか凌いでいるといった試合内容でした。フルセットまでもつれ込んでしまいましたが、得意の粘りと相手選手のサーブミスに救われて、なんとか勝つことができました。鬼門を乗り越え気持ちに余裕ができて、3回戦からは程よくリラックスしながらプレーできていました。

恭平の悪いところは(良いところでもありますが⁉️)ミスを恐れて入れにいく・つなげていく、そのために打点が下がる。相対的に相手の思い切りの良い打点の速いボールが打たれやすくなって、全体的に押されてしまう。常に背後からもプレッシャーを掛けてラケットが下から出ないように、全体的に下がらないように圧を掛けていく必要があります。

田中は初戦の相手は最近負け越していて、全国カデットでベスト32に入った調子の上がっている守備型(カットマン)の選手でした。いつもであれば攻撃的で(超攻撃的)で相手に試合をさせないような内容を目指して自滅していたので、今回は守備的な攻撃・つまりループ系のミスの少ないドライブを相手が前でツッツキをした時だけ攻撃する(山なりのドライブ)戦術を使う練習をしました。最も重要なことはツッツキをミスらない、攻撃をミスらない、そして相手の攻撃を2回3回返すブロック(守備型)の練習もしました。結果的にはほとんどイーブンの内容でしたがなんとか3:0で勝つことが出来ました。この戦い方が少し出来るようになったことは良かったと思います。

ただ、攻撃型の相手によってはそんな卓球は餌食になるので変えていかないといけない、そこはもう少し理解できていない様でした。