7月28・29(木金)男子ホープス以下、30・31(土日)女子ホープス以下がありました。コロナ感染者急増の中での大会となり、選手・スタッフ共に感染及び濃厚接触者として棄権がポロポロ出ていました。選手以外に、監督コーチ保護者などの帯同者も大きく制限されているとはいえより厳しい出入り口でのチェックが必要、という事で随分人の手配等に議論がありました。今回「会場副委員長」という役員の立場で27日夕方から31日の最終まで入りました。

華兵ロードスカイからはホープス男子「永岡祐輝」、カブ男子「田中隆惺」「中山怜」の3人、女子はホープス女子「梅田杏莉」「田中聖菜」の2人が参加しました。

永岡は予選リーグで1勝1敗でしたが負けた相手にフルセット最後9本で少しリードしていて最後相手がサーブの時、慎重に繋いだボールが甘くなったしまいました。ホープスになると予選リーグでも特に勝負所ではせめていく必要がある、と強く感じました。田中・中山は二人とも予選リーグ勝ち上がりました。特に隆惺は決勝トーナメント1回勝って年下のシード選手に当たって0:2で負けました。全体的にカブ以下は戦術も皆単純で、何かしら弱点が多いのでとても勝ちやすい、と思います。ただ、肝心の隆惺も攻撃のポイントが遅れ気味で、特にレシーブではツッツキからの受け身がほとんどで戦術の変更が自分ではあまり出来ない。つまり戦術の幅がない、いわゆる「引き出し」がないと言う状況なのでそんな甘い「カブ」の世界でも勝ちを拾っていけ無い状況でした。来年のホープスではとても心配です。

 

女子ホープスの「田中聖菜」は予選リーグ2敗で決勝トーナメントへ進めませんでした。少し予選リーグのレベルが高かったです。最初の試合「渡邉ひかり」選手とはフルセットで最後10:8でリードしてから相手サーブで13:15まで7本連続取られたのがとても残念でした。全てフォア前の「平塚サーブ」の処理がラケットが上を向いていた繋ぎの優しいボールしか出せなかったのが敗因でした。シード選手「石田心美」には0:2で完敗でした。中国ラバーの特徴を出せず、ほとんど相手のミスを誘うことができませんでした。バックのラリーが下から下からという、相手にとって打ちやすい・甘いボールが多かったのは反省点でした。

結局渡邉選手が予選を勝ち上がって、他のシード選手も破って準決勝まで進みました。聖菜も全国の上位で戦って勝ちを拾うためにはもっと厳しい攻めと変化の卓球を身につける必要があると、思います。丁度石井コーチや西坂優也のような前後左右ブレーキの激しい卓球が参考になるのでは、と思います。