昨年当時の監督の1人がコロナ感染で、私(谷口)は急遽国体(栃木)の代理監督として招集されました。同時に濃厚接触等もあって少年女子と成年男子は棄権をさせられてしまいました。特に成年男子は試合が始まる前にその会場に入る一歩手前で止められてしまい、棄権させられてしまいました。本当に理不尽な状況だったようです。私は東京まで行ってその事を知り、引き返しました。
そんな不運な昨年から、今年兵庫県は近畿ブロック予選で頑張って、少年男女・成年女子・そして無条件でいける成年男子含めて4種目全部出場できることになりました。これは十数年ぶり(兵庫「豊岡国体」以来?)だということでした。
鹿児島国体は本来2020年、つまり3年前だったのが2023年になり今年は「特別国体」として開催されました。そして鹿児島だけでなく来年開催が予定されている佐賀県、その次の滋賀県など多くの県が強化されているメンバーで臨んでいました。
兵庫成年男子が3回戦目で当たった三重県も2021年開催予定だった三重県のメンバーも松平選手はまだ三重県に残っていて兵庫県の代表選手もその2本はとても取れそうにはありませんでした😅残りの3本の試合を3人でやっとったという感じでした。ベスト8(準々決勝)」では優勝候補の佐賀県と当たりました。有延・田中・田添といったスター選手たちに、大学では有名選手でもあった兵庫県の代表選手の技術は全く通用しませんでした。サーブ・レシーブ・3球目・4球目にまでにコントロールが出来なくて(崩されて)ラリーまで持っていくことができませんでした。
それでも、兵庫県の代表選手(坂根・野田・青山)はとてもいい経験をしたようですし、次回にはもう少し違う展開へ持っていける技術を身につけてくれる気がします。
今回目標がベスト8(5位)だったので監督としてはとてもラッキーだったと思います。これも山田先生や佐用監督が年々強化に力を入れていただいたおかげだと強く感じました。
そんな中、少年女子もベスト8に入り兵庫県としては大きなポイントの追加が出来ました。そして少年男子は実力通り(インターハイ3位)、難なく最終日の準決勝まで進みました。結果は3位でしたが明らかに強豪校(育英高校)としての貫禄がありました。
成年女子はあと1勝というところで神奈川0:3で負けました。それでも全員2セット先に取って全員逆転されたということで、とても悔しい負けになってしまいました。惜しかったと思います。
兵庫県は男女総合成績が4位、これはおそらくこれまでで一番?の成績だと思います。これを続けて行ければ強豪県として名乗りを上げることが出来る、と思います。