小学生にとって一つの目標となる全日本ホカバ、その予選会が開催されました。田中隆惺と上治羚は6年生で今年が最後なので気合いも入っている様子でした。

隆惺はベスト8に入り準々決勝で川西ギャラントムの中村に2−3で惜しくも負けてしまいました。待ちは良かったのですが、相手の打ち合いのテンポに合わせてしまい自分の流れを作ることができなかったのが敗因かと思います。順位決定戦にも負けを引きずってしまい、立ち上がりがガタガタでした。なんとか気持ちを切り替えてプレーできたおかげで最終的には順位決定戦を勝ち上がり5位入賞することができましたが、メンタルの不安定さが目立ってしまっているので、気持ちを安定させてプレーすることが必要になってくるかと思います。

羚は予選リーグで2敗してしまい、リーグ3位と悔しい結果でした。間違いなくバック粒は効いていてミスをしてくれていました。しかし、前半の足の動きが鈍く、ラリーが続いた時に先に打ち抜かれてしまっていたのが非常にもったいなかったと感じました。出だしから体がキレ良く動けていれば1戦目は勝っていてもおかしくない試合でした。守備範囲の拡大と素早い動きをすることが羚の課題になるかと思います。