今年はダブルスパートナーを決定するのが遅く、メンバーが中々決まりませんでした。相手が他のチームの場合には一緒に練習する時間が無くて、コロナ禍でもあるのでとても難しい状況になってしまいました。

そんな中で寺嶋は同じチームの田中(隆惺)と組むことになったのが4月、ギリギリの状況になりました。しかも中学生中心のダブルスに小学生(5年)が入ってするのは初めてでした。年の差が3年あるのでちょっとレベル的に県大会を勝ち抜くことは至難の業であると覚悟していました。利点は同チームなので一緒に練習する機会が多くあることだけでした。ただ練習相手はコーチや社会人、同じレベルの相手も含めて毎週どこかの地区でやれたのが良かったと思います。

ダブルスの難しくて、良いところは一人一人の力のプラスマイナスでは無くて相乗効果が出てくるというところでした。それと歳の差とレベルの差もあって、力の未熟な方は迷惑をかけたくないと必死になり、力のある方もなんとかカバーしないと勝てないので自分の力の限界を超えるべく必死になる。結果的に2人とも実力以上のパフォーマンスを出し続けてプレーするようになっていきました。

田中(聖菜)の方は結果的に他のチームメンバーとの組み合わせになりました。合同練習がなかなかできなくて、直前までほとんど出来なかったと思います。それでも直前の1ヶ月の間になんとか練習も幾度か出来てそのチームの監督さんのおかげで試合の形が作れるようになりました。結果は全国決定戦(一つ前)で準優勝のペアにフルセットで9:4までリードしてとても期待してしまいましたが、逆転されてしまいました。「勝ち」を意識して無理な攻撃や凡ミスが急に出てきてしまいました。これも実力かもしれません。

 

最終結果全日本卓球選手権カデットの部県予選

男子ダブルス

(寺嶋・田中)組:準優勝

(永岡・植村)組:ベスト8(5位決定戦2:3で負け)

女子ダブルス

(森井・今岡)組:べスト8(5位決定戦0:3で負け)

(田中・大村)組:ベスト16

(梅田・上田)組:ベスト16

2年男子シングルス

寺嶋恭平:準優勝

1年男子シングルス

永岡祐輝:準優勝

1年女子シングルス

梅田杏莉:ベスト8(決定戦で勝って全国へ)

田中聖菜:ベスト16