今年はカデット男子「田中瑠紀」女子「岡本華望」ホープス男子「山田駿輝」カブ女子「田中聖菜」の4人がロードスカイから参加しました。昨年はほとんどが予選通過して決勝トーナメントでも勝負できましたが、今年は全員予選リーグ2位で敗退しました。

駿輝は第1シートのグループで少し差があったと思います。華望も兵庫県予選の下の方だったので少しレベルの上の相手でした、それでもフルセットに持ち込んで頑張ったと思います。レシーブやバック側の技術にもっと工夫が必要だと感じました。

瑠紀は兵庫県予選1位だったのでチャンスがある、と思っていました。1セット目簡単に取って、2セット目も順調に点を取って相手も心が折れかけていました。ところが、レシーブのチキータの処理でうまくいかなかった1本が納得いかなかったのか(手首を痛めたのか思うほど)、ムキになってその技術にこだわり始めて、7:3くらいでリードしていたものがあった言う間に追いつかれて、逆に「心が折れそうに」なってしまいました。調子が良かったのが仇になった感じです。

一つの技術が上手くいかない・或いは通用しない場合、そんなものは一気に捨て去る必要があります。「心」は全員に公平に強さと同時に弱さがあります。試合は2セット目は逆転されて、3セット目はボロボロになり、4セット目は少し我慢ができるようになってとりましたが、5セット目は相手も粘って押し切られました。

2セット目の1本のミスにこだわった事が大きな敗因であり、調子の良い中で大きな落とし穴に自分で飛び込んだ試合でした。

聖菜の試合はベンチにつけられなくて田中コーチについていただきました。セット・試合ごとにラインを送っていただいて様子を知る事が出来ました。4人の予選リーグで3人が1勝1敗となり、セット率で2位になったようです。まだ技術的に不安定で、重心移動に問題がありラリーでのミスが気になります。戦術的に戦い方の選択がまだ出来ないので課題が多いと思います。

今年も名古屋コーチン、美味しくいただきました🙏